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⭐️私たちは必然性のないことは口にしない。


「太郎、成績表を見たよ。勉強に身が入らないようだね」
太郎
「うん。でもやろうとはしているんだよ」

「前々から気になっていたんだが、父さんは家で君が宿題をやっている姿をみたことがない。勉強しないと良い成績はとれないぞ」
太郎
「でもね父さん、僕はちゃんと勉強する予定を立てていたんだ。先週の土曜日に父さんと釣りに行こうって約束していたよね。おぼえてる?釣りからもどったら日曜日も使って勉強する予定だった」
⭐️


「釣りは関係ないだろ」
太郎
「けっきょく釣りは行かないってことになって、すっかり予定がくるっちゃった。ちがうことをやりはじめたら、あっという間に休みが終わっていたんだ」

「太郎!いいわけなんて聞きたくない!そんないい加減なことでどうする!?事実は君の成績は悪いし、勉強していない!どうするんだ?」
太郎
「わかったよ父さん、もっと勉強するよ」

「ちゃんと勉強してくれよ。とりあえずゲームはおあずけだ」

父が伝えたいことは、勉強して成績を上げることを太郎に約束させることだけだ。
しかし太郎は取り止めになった(釣り)の件を持ち出している。
今回の会話には無関係と思い、父親は息子の説明を(いいわけ)と決めつけ太郎の気持ちに蓋をした。
もはや何を言っても無駄だと息子わ思う。
太郎は思いつきで釣りの件を持ち出したわけではない。

私たちは必然性のないことは口にしない。

息子の的はずれな返答の裏を父親が汲み取ることができたときを、⭐️から変えてみよう。


「約束していた釣りに仕事で行けなかったことは悪いと思っているよ。太郎が勉強できなかったこと、それは父さんのせいだね」
太郎
「そういう訳じゃないよ。仕事じゃ仕方ないし。でも、これで三回連続で父さんは約束を破っているじゃないか」

「ほんとうか?なるほど、君の言う通りだ。やるべきことをやらないのは父さんも同じだったんだな。それが面白くなくて、勉強に集中できなかったんだね」
太郎
「すごく腹が立ったよ。勉強なんてやる気にならなかった」

「わかるよ太郎。どうだろう、今度の土曜日は絶対に休みを取るから釣りに行かないか?」
太郎
「行くよ!」

「たしかに約束を破った父さんは悪かったよ。しかし成績が悪いと太郎がいちばん困ることになるよ」
太郎
「そうだね。これからは勉強する時間を決めてまじめにやるよ」

会話とは、感情を伝えるための最強の手段です。
立場は違えど会話の主導権は平等です。
休みを利用して家族との会話の時間を楽しみましょう。
子供の話、聴いてあげましょう。